カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ポップ・アイ』


『ポップ・アイ』を見てきました。


タイ発、象さんとおじさんが、のどかに流れる風景を眺めながら旅する、スローなロードムービーでした。あまりタイの国の人の生活に馴染みがないので、これが普通なのか異常なのかわかりませんが、東京で普段暮らしている目線からはかなり非日常的なもので、楽しめました。

都会で大手企業の割と地位の高い、居住も立派だったおじさんですが、旅の途中に出会う、社会的マイノリティな人たちにナチュラルに寛容だったのがとても好き。

ならぬものはならぬというどこか達観したような、とある人の結末も、その後の展開に心の置きどころがちゃんと用意されてあって、厳しい現実、ときどきお花畑と、さじ加減は良かったのかなって思います。最後の最後にいいオチがついたのも良かった。

全体的にスローなので、ちょっとハリウッド映画のテンポの良さに慣れていると、途中飽きるところありましたw 全く個人の感想です。

18.09.15