カエルニッキ

ド・ザイナー。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・シャポン2017 [公演番号:143]伊福部昭


4日は、東京国際フォーラムで開催中の、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2017 『LA DANSE(ラ・ダンス)』 舞曲の祭典 公演番号143 伊福部昭:日本組曲、オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータに行ってきました。


日本組曲は、独特のお祭り感が好きです。さすが新日本フィル。音がなめらかできれいです。特に太鼓群。胸が躍るパーカッションエリア大活躍。指揮者の井上さんも踊るように指揮をするのがすごい楽しい演奏会でした。個人的にねぶた熱い。日本組曲は、「七夕」のみ演奏されませんでいた。尺の都合でしょうか。

そして、お目当てのマリンバが熱い「ラウダ・コンチェルタータ」。安倍圭子さんのマリンバは、2014年ぶりでした。前回よりも乱れ打ちが多く、最初あれってなるんですが、最後ちゃんと合うっていう不思議空間で、どうなっているのかわかりません。なんかもう独特でインパクト強すぎた。

これはものすごい生演奏の価値が上がった演奏だったのではとあとで思いました。御年80歳になられた安倍さんは、現役でマリンバの頂点に立たれてて、ほんとに今回見られてよかった。

この日、有楽町近辺ではホールや野外で演奏やコーラスがあったのを見かけられて、街を歩いていて生の音楽に触れられる楽しい一日でした。

【出演】
安倍圭子 (マリンバ)
新日本フィルハーモニー交響楽団
井上道義 (指揮)
【曲目】
伊福部昭:日本組曲から 盆踊、演伶(ながし)、佞武多(ねぶた)
伊福部昭:オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ


17.05.05