カエルニッキ

ド・ザイナー。

NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017 さいたまスーパーアリーナ千秋楽


12日は、さいたまスーパーアリーナで開催されたNANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017千秋楽に行ってきました。ライブの申し子というべきか、いまや人気もライブの規模も声優界のトップに位置し続ける堂々たる貫禄のライブでした。

ジパングというツアータイトルということはあって、能を模したような松の舞台セット、和の心くすぐる衣装、そして和にこだわった選曲、『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』のエンディングだった「WILD EYES」と「ヒメムラサキ」が聞けてよかった!

ツアーを回ってきたバンド、チェリーボーイズもSSAではギターの大物アニキとイタルビッチ2人が更に参戦。ひな壇のように並んだセットに、ドラムが3台並んでいたのは奈々ライブすごいとしか。あと、バンドとダンサー紹介の映像もますます凝ってました。

その中を走りまわって歌い続ける水樹奈々ちゃんは今年声優デビュー20周年で、全く息切れせず歌い上げ、抱えているものも大きくなっているだろうに、ますますパワー全開でした。自らをMというだけあって、周りを巻き込んでの筋トレはすごそうです。

アンコール後に、サプライズゲストで山寺宏一さんが登場して、2人でNHK復興支援ソング「花は咲く〜アニメスター・バージョン〜」を歌いました。山寺宏一さんは22歳まで宮城で暮らしていたそうで、震災後6年目を迎え、さらに復興に向けてがんばっている人たちにエールをおくっていました。どれほどの思いが込められていたのか、山ちゃんの言葉ひとつひとつには、なにか宿ってるかのような心に残る響きがありました。

あと、途中の映像では鳥海さんの声も聞けたし個人的に至福。

そういえば最後のはける前に客席に手を振ったりするとき気づいたんですけど、たいてい客席と目を合わせて手を振る、まではあったんですけど、奈々ちゃん客席とのコンタクト多くなった気がしました。割とひとりひとりに身振り手振りな丁寧な返しをしていました。SSAのような大きい規模でも前よりさらに客席との距離を縮めようとしているのがうかがえ脱帽です。

大きな翼を広げたり、牛車トロッコ乗ったり、室内で花火があったり、歌以外に毎回驚かさられる4時間弱の巨大ライブでした。

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