17日は、さいたまスーパーアリーナで開催された、『NANA MIZUKI LIVE THEATER 2015 -ACOUSTIC- 』に行ってきました。
奈々ライブのアコースティックライブというと、ギター一本で歌う、というイメエジで、いったいあの大きなホールで、どんなことをするのかと思っていたのですが、想像を超えたアコースティックライブでした! チーム水樹、これは凄いライブを作ってしまいました。
まずステージがすごかった! メインステージの他に、アリーナの3箇所に小さなサブステージが置かれていて、森の場面、街角の場面、酒場の場面、夜の街灯のある場面と、照明を駆使してしっかりした世界観が作られていました。
ライブにはない、演劇やミュージカルのような舞台にある、特別なワクワク感が引き出されてきて、それが曲のアコースティックアレンジと柄付きの照明(プロジェクションマッピングなのか?よくわからず)とバッチリ融合していて、奇跡の舞台に! メインステージの教会を模したステンドグラスに写りこんだ動く照明も神々しく、すっかり奈々ワールドに引き込まれてしまいました。
全曲アコースティックアレンジもすごいけど、正月も温泉で頑張って練習をしていたというタップダンスをご披露した奈々ちゃん。すごいかっこいいタップでした。あと、黒い酒場の衣装がすごい良かった!
そしてずーっと座っててもいいぐらいの流れでしたが、最後やっぱりいつものバンドメンバーが電子の楽器に持ち替えて、スパジェネ開放したときの、みんな飛び具合ったら!!!
歌だけでない世界を、生で魅せることにこだわったアコースティックライブ、メリハリの付いた濃厚な演出に大変感動しました! これをアコースティックと言っていいのかわからないけれど、新しいライブのスタイルを確立したのは確かです。発案し、行動し、創り上げていくスタッフの人達の情熱が、また別な形で感じられたステージでした。