『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』日本語吹替版を平日朝イチで観てきました。
秋にスナフキンが旅立つのとムーミンが冬眠に入るまでは通例の。この映画はそこから、クリスマスさんを出迎えるというイベントが起こりました。みんながそれぞれおもてなしの支度をするのがかわいかったぁ。
ママが良くない夢にうなされていると気づいて、ベッドの上に飾り付けるムーミン優しくてかわいい。ミーが紅茶ポットのカバーを防寒着にしてしまう手軽さもかわいい。
メソメソのフェルト地のポシャポシャがかわいいし、ムーミンの動く目玉が時折溶けたようになってしまい、違うものを彷彿とさせてしまうところも愛嬌があって良かった。雪の表現もきれいで、北欧の色彩感覚のかわいさにメロメロです。
北欧のお日様を恋しく思うところは、日本にいたらわからない感覚だけども、スナフキンの帰りを待つムーミンの気持ちは切実でした。自然の摂理には逆らわない自然体で共存している姿は無言でいろいろなことを教えてくれました。
観終わった後、冬に備えなければなという気持ちに。ほっこり映画です。
17.12.24