弥生美術館・竹久夢二美術館で始まりました、『「はいからさんが通る」展 〜大正♡乙女らいふ×大和和紀ワールド!〜』に行ってきました。ああ我が青春の……!
保存状態よくて、未だ原画がすごいきれい! 相当読み込んだ漫画の原稿見ると震えが来ますね。大和和紀先生の繊細な筆使いの映像あり。丹念に着物の模様を仕上げていく過程が見られます。
原画の並びと同時に、時代背景に沿った実写展示と解説がこれまた良い。着物と洋服の間のきらめく一瞬の袴女学生、モガの始まり、働く女性像とロマンたっぷりの時代を丁寧に展示。
少尉が大好きで、でもミハイロフ公爵になってからは編集長のほうが好きになって、あの時、関東大震災がなかったら……という運命のいたずらを当時は何度も何度も思いました。やっぱり王道は少尉なんだなあと、それはしょうがないことだけど、潔く引き下がる編集長が愛おしくて愛おしくて切なかったです。でもその後の番外編で養子にもらう紅緒のソックリさんのお話は大好き。
美術館に併設している港やカフェにて、はいからさんセットでシベリア。なつかしい。
劇場版アニメーション『はいからさんが通る』も現代のアニメーションで復活。楽しみ。
会期:2017年9月29日(金)〜12月24日(日)
開館時間:午前10時〜午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休館日:月曜休館 *ただし10月9日(祝月)開館、翌10月10日(火)休館
料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
「ガラスの仮面」「ベルサイユのばら」青池保子の「エロイカより愛をこめて」「はいからさんが通る」展を見ることができたので、次は「王家の紋章」展みたいです。
17.10.03