カエルニッキ

ド・ザイナー。

帝国劇場 ミュージカル『ビューティフル』


28日は、帝国劇場 ミュージカル『ビューティフル』3日目を観てきました。

“A NATURAL WOMAN”、“YOU’VE GOT A FRIEND”等で世界的に知られ、絶大な人気を誇るアメリカのシンガーソングライター、キャロル・キング。2013年、彼女の波乱万丈の半生を数々の名曲と共に描いたミュージカル『ビューティフル』が誕生しました。(公式よりコピペ)

お目当てはWキャストの水樹奈々ちゃん。音楽についていくつか本人とかぶる場面があり、まさに選ばれし役といえる歌唱力で、堂々とキャロル・キングを演じていました。

古きよきアメリカの音楽が華やかな時代。才能を発揮して学年を飛び級し、曲提供という形で、音楽業界に入り、自分では直接表舞台には出ていかなかったものの、一緒に関わっているミュージシャンからのオファーがあったりする場面は、現実の引く手あまたの奈々ちゃんを見ているようで、リアリティありました。

あと、題名知らなくても意外とどこかで聞いたことがある曲もたくさん歌われて、裏方が主役の物語に、表舞台に出ているスターが脇役で完成した曲をご披露するという構図もたのしかったです。

ミュージカルのすごいところは、あまり存じ上げない役者さんでも、この人歌上手い!の感動が次々出てくるところ。そうとう稽古で鍛えあげられるのでしょうか。意外な人物もすっかりステージで華やかな存在になっていて、それまで持っていたイメージがガラリと変わった人も少なくありません。

自分が知らないだけなのですが、今回それをすごく感じたのは、ソニンさんでした。ハリのある歌声に、舞台映えする身のこなし。2階席だったので、顔の表情とか細かいところは分かりにくかったのですが、動きと歌声で、この人誰!って思いました。

もう一人、中川晃教さんの高音が美声ですばらしかった。この人何者!って思ったら、歌唱力には定評あるシンガーソングライターで、受賞歴も幾つかある人でした。


全体的に脚本もテンポ良く洗練された内容で、生演奏との呼吸もピッタリ! かなり完成されていたお芝居だったと思います。あらを探せば細かくありますが、千秋楽まで行けば完璧息のあった空気になってると思います。

本公演は8月26日(土)まで!


帝国劇場の売店コーナーに、天のやさんのたまごサンドが売ってました! これ大好き。ホワホワの玉子焼きと和がらしマヨネーズの絶妙なハーモニーの贅沢サンドイッチ。普通の店舗ではすぐ売り切れちゃったりする、人気のたまごサンドが余裕で買えました! 売店さん、すばらしいセレクトをありがとうございます。これほんとオススメ!


17.08.02