カエルニッキ

ド・ザイナー。

『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』


(C) 2016「スキャナー」製作委員会
27日は映画をはしごしてて2本目は、古沢良太脚本の『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』を観てきました。

脚本のおもしろさが際立っていました。古沢良太脚本やっぱり好き。事件が起こって、捜査が進むに連れていろいろ解決に向かっていくと思わせつつ、こまめに伏線回収するも、突然ひっくり返され、えーそっち! というカラクリの発想に驚いて、最後はいつも物語に潜んでいる愛に感動するんです。何を言ってるかわからないと思いますが、よくこういう物語を描けるなあと感動します。

狂言の人だよなーと思いつつ見た、野村萬斎さんは、「のぼうの城」でも拝見したことがあって、こっけいな雰囲気を出す独特のオーラはスクリーンでも圧倒的な華がありました。

映画としては、映画館の大きい画面で見るという映像の作りというよりは、テレビドラマっぽかったなあと思いました。