カエルニッキ

ド・ザイナー。

喫茶ラディッシュのプチ復活に行ってきた


29日は水曜どうでしょう藤村Dの実家、かつて母ちゃんがやっていた名古屋の喫茶店ラディッシュが、札幌オノベカで1日限定で小倉トーストプチ復活との情報をキャッチして、行ってきました。

ラディッシュTwitterカフェレストラディッシュさんはTwitterを使っています: "【ラディッシュ☆再びプチ復活】11/29土)11時頃〜17時@札幌オノベカ http://t.co/Bhk8X0G7Hn ●ワンメニュー小倉トーストのみ *開店時間は前後する可能性があります、なお予定枚数無くなり次第終了いたします 皆様のお越しをお待ちしております"


情報元がラディッシュTwitterのみだったので少々不安もあり、本当にやるのかオープン11時の、10分前に着いたのでとりあえず中へ。するとテーブルセッティングをしている人達がいて、「ここでラディッシュのプチ復活と聞いてたんですけど、やりますか〜?」なんて聞いてみたら、「はい、やりますよー。って、私スタッフじゃないんだけど」「え?え?」オープン前についた人は自動的にお手伝いになりますといわれて、そこでシャキーン! はい!やりましょう! ああ、厨房の奥に母ちゃんがいるよ!!! やっぱりここはどうでしょう精神だと実感。

テーブルセッティングが終わると、先着順に番号札を渡され、好きな席に座るように言われ、限定の小倉トーストをまちました。私はカウンター席に座って、母ちゃんの働く姿を存分に拝んできました。

厨房にいるスタッフの人達に母ちゃんが、トーストに塗るバターの塗り方について「真ん中よりも端っこにまんべんなく塗って」と指示していたのが聞こえて、ああ、すばらしい職人意識だなって思った。

湯煎であっためたあずきがたっぷり、トーストからこぼれながら運ばれてきて、早速ひとくちパクッ。ん、甘くない! これは食べやすいあずき。湯煎であたためているせいか、熱すぎず食べやすい。これは絶妙な小倉トースト。コーヒー付きで400円です。やすいっ!

母ちゃんトースト焼いているとき、ちょっと手が離れるとテーブルのところに顔出してきてくれて、藩士のみなさんとどうでしょうの話や、藤やんやミスタさんの舞台の話に花が咲いて、ぜんぜんつきることがないのですが、トーストが上がると厨房に戻っていき、焼いてる間は客席でおしゃべりと、かなり忙しいかあちゃん。とってもとっても気さくで粋でおもしろい母ちゃん。スタッフの皆さんもどうでしょう魂でとっても気さくで自然体で、藩士の人たちもおもしろいし、不思議な一体感でいい雰囲気でした。

「母ちゃん、おいしかったよ」って言ったら、「そう言ってもらえるのが一番嬉しい」って。おそらく何百人、何年と言われ言い続けてきたであろう言葉だけれども今はじめて言われたような反応をしてくれる包容力。そして一緒に写真を撮ってもらい、最後はいつまでも元気でいましょうと握手を交わしたのですが、ちゃんと目を見て手をガシッと組むさまは、今年すでに2回握手を交わしている藤やんとまるで同じだったのでした。

初めて会ったのに、前から知り合いだったかのような自然体で接してきて、まるで藤やんと空気が一緒で、そうか、そうなんだなーと、思ったらかなりグッと来たのだけれど、平静を装ってお店を出ました。あとからあとから母ちゃんのパワーがじわじわきてて、すごいなーっていつまでも余韻が残っていました。

またどこかでプチ復活したら母ちゃんに会いに行きたいです! 母ちゃんありがとう! スタッフの皆さんもありがとうございました!