東京都現代美術館で開催中の「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」に行ってきました。想像以上の楽しさでしたー! (写真は最後のミニチュア撮影コーナーで撮ったものなので雰囲気程度に感じてください)
これから行く人へ、まずは入り口で貸し出している音声ガイドは必須です! 全ての展示物に音声ガイドが付き、ときどき効果音や作品の音楽が流れて気分を盛り上げ、更には作品に関わった人たちのインタビューや解説などが聞ける、この鑑賞には欠かせないものとなっております。音声ガイド付きで普通に見てだいたい4時間ぐらいかかりました。見ごたえたっぷり。
「巨神兵東京にあらわる」の本編上映のあとにみられる、メイキングがすごいおもしろかった! いっさいCGを使わない挑戦が、こうゆう形になるのかと、試行錯誤しながら完成していくさまがワクワクです。それぞれの担当の専門家の持っている経験とセンスが光ってて、何しろみんな厳しくシビアにモニタを見つつ、楽しんでるのがすごくいい。それらを踏まえて、もう一度本編を見たくなるものです。
展示物の最後の部屋で、「庵野秀明館長から感謝」とありまして、選りすぐりの特撮作品の中の、更に厳選した特撮部分ダイジェスト映像集がかなり濃厚でいいものでした。一連の特撮展示物を見てきた後のことなので、知識と目利きが多少ついていて、それでこのダイジェスト版を見せられたときの、興奮ったらありません。
音声ガイドでも何人かが言ってましたが、若い人達に興味を持ってもらえるとうれしい的なことが言われていて、私はそう若くはないのだけれど、なにか作りたいワクワクが湧いていました。そこに来て最後のミニチュアコーナーでは写真撮りホーダイ。これらの展示がきっかけで、若きクリエイターが排出されるといいなと思いました。
【参考サイト】
特撮博物館が超すごかったので、おすすめと注意点という観覧ガイド:[mi]みたいもん!
「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」
期間:2012年7月10日(火)〜10月8日(月・祝)
休館日:月曜日(ただし、7月16日、8月13日・20日、9月17日・24日、 10月1日・8日は開館。7月17日、9月18日は休館。)
時間: 午前10時〜午後6時 (入場は閉館の30分前まで)
料金:当日券 大人 1400円(ほか、企画・音声・公式オンラインチケット等)
場所: 東京都江東区三好4-1-1 東京都現代美術館 企画展示室1F・B2F (→交通案内)