カエルニッキ

ド・ザイナー。

国立国会図書館へ


かつて読子リードマンが住んでいた国立国会図書館へ、初めて行ってきました。初めてだとまずは登録カードを作るため、新館の方から入館し登録カードを作ってからようやく入れました。B5以上の物が入るバッグを持っている人はロッカーに預け、中身の見えるビニル袋に貴重品を入れて入館です。

そして、想像していた閲覧方法と違ってて、ちょっととまどった。みんな知ってた? まず端末で目的の本を探して貸し出し申込みボタンを押す→数分後、中の人が探し出してカウンターまで運んでくれる。という感じで、普通の図書館のように、本棚で閲覧しながら探せるわけではないところでした。これが国立国会図書館読子リードマンの寝泊まりしてた部屋はどこだろう。

だもんで、なんとなくフラリと行ったものだから、端末で検索するのに、とある企業のロゴマークや、昔の雑誌の記事だったんだけど、細かく年号など覚えておかないと探し用がなかった。あと、エロ本とかはどうなのか。

そうそう、昭和の昔の雑誌はデジタル化が進んでいて、端末でプレビューを閲覧できました。20年前ぐらいの雑誌だとデジタル化されてなかったりと、たまたま見たものがそうだったかもしれませんが、徐々にこれはすすんでいるんでしょうね。近年のはもうデジタルであるだろうし。ネットでのオンラインサービスもずいぶんと進んでいるようでした。

それにしても、建物は素晴らしい作り。本館は入ってすぐ高すぎる天井の空間で端末や受け取りカウンターがあって、床のタイルも重厚なりにもアートな処理が施されていたり、窓にはステンドグラスっぽい色とりどりの装飾のある、分厚いガラスがあしらわれていたりして、威厳あらたかな建物です。


本館、新館に、食堂、カフェ、売店などあるのですが、新館のカフェにちょいと入ってみたら、あずきカフェなるものがあって、好奇心から注文してみたら、意外とうまかった。キャッチコピーが、上品な甘さとあったけれど、うん、生クリームに、ほんのりあずきの甘さが加わってぴったりマッチな感じでした。写真はクリームの上にあずき乗ってたけど、持ってくる間に沈んじゃった様子。

教訓。国立国会図書館は、しっかり目的がないと手持ち無沙汰になる。セミがたくさん鳴いていた夏の午後でした。