11日は大塚商会 本社で行われたセミナー、「InDesignで制作する最先端デジタルマガジンセミナー 〜Adobe Digital Publishing Suiteのサービス概要から作例までご紹介〜」に行ってきました。講師はアドビの岩本 崇氏、インプレスの丸山信人氏。まだまだ全然自分が実践に至っていないのでざっくりとしたメモを残しておきます。
【制作の流れ】
- CS5,CS5.5にプラグイン「Folio Producer Tools」をインストール
- 制作データはAcrobat.comのアカウントを取得、Folio Builderパネルを使ってクラウドサービスにアップロード。(Folioの作成は1つまで無料2GB)
- Adobeのビューワー、Adobe® Content Viewer for iPadでプレビュー
- Appとしての配信は有償アカウント(年額60万で5,000ダウンロード分)
【電子書籍を作ってみて】
- 登山の雑誌ヒュッテのワークフローでは紙とデジタルが同時進行。デザイナーの作り直しは時間もコストもかかるので同時進行が効率がいい。
- 紙では見開き、デジタルでは縦スクロールと見せ方も工夫しつつ、デジタルのほうが写真の枚数も多く、幅が広い見せ方ができて広告主が興味を示すなど、メリットもありそう(360度のパノラマ写真、最新のウエブコンテンツへのリンクや連動、音など)
- デジタルではウエブへ誘導したアンケートの返答率が紙媒体の10倍あった。
- 見せ方の一つに、アイコンを決めて誘導する。
- 紙、電子の料金体系は同じにしたいけれど、広めるために少し安くしている。
【参考サイト】
- プラグインDL>Adobe : Folio Producer Tools 1.0.0 アップデート(Macintosh)
- ここにAdobeの電子書籍関連の全てが>ADOBE DIGIPUB MAGAZINE
- インプレスからでている無料電子書籍>電子出版イノベーションのビジネス実践誌 Impress Digital Weekly「OnDeck」(オン・デッキ)
- 写真は2011年の機能強化計画。Android、iPhoneサポートは大きいと思った。
- InDesignの勉強部屋さんの連載ページここからチェック>No.30【CS5.5】folio化の作業手順 その1