カエルニッキ

ド・ザイナー。

『のだめカンタービレ最終楽章 前編』


(C) 2009 フジテレビ・講談社アミューズ東宝・FNS27社
『のだめカンタービレ最終楽章 前編』を観てきました。最終回を迎えたコミックも読みましたが、実写のド派手な演出はチョー楽しい作りになっています。天才ゆえの苦しみに、もがきあえぐシリアスなシーンがだんだん大詰めになってくるので、CGを使った楽しい変態の森の演出は、多いにバランスが取れていると思います。

今回の映画で驚いたことは、千秋先輩の指揮棒の振りがかなり迫真に迫ってきていたこと。まるで本物のようです。ノッてきた指揮者がやってしまうだろう、しぐさなど細かく見せてくれます! 本人は努力家と聞きましたが相当研究したのでしょうか。それが音楽と相まって本当に感動的な演奏シーンを見せてくれます。終わったあと、ついブラボーと拍手をしてしまいそうに。

吹替で残念なところはあったけれど、本当にこの映画に携わったスタッフの丁寧な仕事ぶりには感服。早く後編が観たい!!