カエルニッキ

ド・ザイナー。

『2012』


インデペンデンス・デイ』『GODZILLA』『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督最新作、『2012』を観てきました。人間ドラマの間に何度も折り込まれる迫力ある地殻変動の映像は圧巻! 相当細かく作られていると思います。目が肥えている人も必見。

ディープインパクト』にも出てきたノアの方舟ですが、『2012』ではランダムではなく、1人あたり10億ドルもの乗船券を買える者たちが生き残れるという流れで、その中で何度も逆転した展開が起こり人間の見苦しさ、哀しさ、優しさを観ることになります。パニックの中、賢い人が必ず出てきて特別活躍するというヒーロー像ははっきりありませんでした。みんながそれぞれ生き残るために力を発揮する部分は、実際の所どうなるかわからないけれど、リアリティあるように思いました。結局あれはハッピーエンドになるのかどうか。

監督いわく本作で生き残った登場人物の後日談を描いたテレビシリーズ『2013』の構想があるとのこと。これは観たいです。

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