石見銀山へ - カエルニッキ

2007年7月に世界遺産に登録された石見銀山へ行ってきました。

大航海時代の16世紀、世界で流通した銀のおよそ3分の1が日本の銀であり、さらにそのほとんどが石見銀山で産出されたものであったと言われます。その影響力の大きさを示すのが、当時ヨーロッパで作成された世界地図です。日本の中でも「石見銀山」は非常に大きく扱われており、その存在の大きさを表しています。石見銀山の特徴は、自然を破壊せず、環境に配慮した「自然環境と共存した産業遺跡」であることです。そしてこれが、世界遺産として評価された重要なポイントです。

リンク先からコピペ。

石見銀山世界遺産センターで銀山の発見から、銀が出来る行程、世界にも知らしめた銀の影響力をを見てきました。いまや閉山した石見銀山ですが、やっぱりお金の事になると取りこぼしなく、隅々まで掘られてなくなるのだなあと思いました。

石見銀山のあたりの町並みがこれまたいい雰囲気。この日はピーカンで、ものすごい強い陽射しでありました。ですが湿気は差ほどなく、乾いた風が吹いていたのが帝都との決定的な違いであります。ちょっとした町並みですが、レンタサイクルもあり、森林を抜けるお散歩コースもあり、銀山の「大久保間歩」ガイドツアーあり、自然と史跡を楽しめるようなところでした。

銀行、郵便局、自動販売機までその町並みの景観に配慮が徹底しております。

その中のCafe住留（ジュール）でひとやすみ。古い民家をおしゃれなカフェにするのは帝都でも下北沢とかにもよくあるのですが、ここは回りになじみすぎてむしろ当たり前のような空気感。

五百羅漢。中身よりも外側の丸い橋がチョーかわいくて。

御前そばの割子そば。ここの汁がすごいおいしかった！　特に釜揚げそばは独特の食感ですごくオススメしたいです。

そんなこんなで、帰りもサンライズで東京へ。乗り込んですぐシャワー券でシャワー浴びました。汗だくだったべたべたの身体が、エアコンの効きまくったサンライズの中でお肌サラサラになって気持ちよかったー。