カエルニッキ

ド・ザイナー。

退院ちまちた

手術後の診察も良好で、予定通り退院できました。たくさんの励ましのお言葉ありがとうございます。あとは出血に気をつけつつ、5月12日(月)に検査結果を確認しにいくのです。これで切り口に癌が残ってなければ完治。残っていればまた治療をするという流れ。どきどき。

以下、入院中に撮った写真を並べてみます。一部、生々しい表現もありますので、そうゆうのダメな方はスルーしてくださいな。

▲4月30日(水)常食の晩ご飯
おいちかった。夜21時頃に下剤を飲む。夕方に手術をする先生と、改めて今までの経緯のことを説明された。検査をした先生、手術の説明をした先生、手術をする先生と、いままでみんなバラバラだったのが、不安だったけれど、お任せするしかないと思った。手術の承諾書にサイン。

5月1日(木)手術日当日
朝6時に看護士さんに浣腸され、ギリギリまで待ってといわれるも、もうギリギリでお手洗いへ駆け込む。下剤は大変吐き気をもよおす苦しさ。上から下から出す気か。

▲血行を促すストッキング
始めてはいたニーソックスでした。結局、尿管や、下肢マッサージ器は付いてきませんでした。

▲13:00 見知らぬ、天井
なんちって。点滴の他、麻酔をききやすくする前投薬と、肩に筋肉注射が打たれた。点滴を打つとき、血管が緊張のせいか萎縮して細くなってて、針が刺さりにくく、先生にやってもらった。筋肉注射よりも点滴の針がずっと痛かった。

13:20 手術室まであの、ガラガラ動くベッドで運ばれ、まず腰に麻酔を打たれた。手術台で横向きになり背中を丸めて、麻酔の先生に腰を出すように。始め2秒ぐらいつーんとする激痛が走り、そのうち感じなくなってきたけど、骨に何かジュルジュル入るような感触があった。

その後、ここは感じるかどうか、何ヶ所か触られたけれど、全く感じないゾーンがあって、びっくりした。麻酔ってすごい。この状態で攻撃されても気付かないのだなーとおぼろげに思った。心電図や、酸素マスクなどをし、目の前に下の方が見えないようなタオルがかけられ、いよいよというときに、眠ってしまった。「終わりましたよー」の声で目覚め、ガラガラと病室に運ばれ、3,4人がかりでベットに移された。重くてごめんなさい。

手術で切り取った部分の写真を撮らせてもらいました。グロ注意

▲その後はあまりよく覚えておらず、時々は目覚めて血圧が自動で測られてたり、指に何かついていたり。

▲常食の晩ご飯
朝から点滴だけだったので、おいしくいただきました。

ドルミカム
気付くとテーブルの上にあった。使用した麻酔薬をこうやって教えてくれるらしい。手術後にあると言われていた頭痛もは特に感じられず、良かった。

▲5月2日(金)常食の朝ご飯
7時起床。ここ3日計っていた体温は36.5〜37.5度をうろうろで割と高目。血圧最終日だけ異様に下がっていたけれど、手術当時よりも、体力が回復してるのが体で感じられた。寝過ぎのせいか腰痛が痛いデス。

二人部屋だったのだけど、2泊3日の間3人が隣のベッドに入れ替わりに入っていて、カーテンで仕切られていて話し声だけが聞こえてくるのだけど、手術後運ばれてくる状態がさまざまでした。う〜う〜うなって戻ってくる人、付添人の彼に、わがまま言い放題な人、両親まで付添に来ていた人、病院はドラマがたくさんありました。

入院中は自分でもおどろくぐらい精神状態が不安定で、前向きになるのってなかなか難しいのだなあと実感。大好きな『水曜どうでしょう』をiPodTouchに詰め込み、手術前まで見て笑ってました。おかげでつらい気分の時間はわずかで済んだような気がします。なるようになるさ、ぐらいまで行き着くにはもう少し修業が必要ですね。

たくさんのコメントありがとうございます。どれだけ支えになったか分かりません。