カエルニッキ

ド・ザイナー。

ネタバレされればされるほど見返してしまうという

放送禁止放送禁止1-3まで一気に観ました。これはフィクションです。と書いてあるのにもかかわらず、ついついほんとに思ってしまうすごいドラマシリーズ。見終わっても、わずかな言動、画面のある部分、とにかく一回目では絶対見逃していたりするから、見返しながら伏線やヒントを探して、観たもの同士でそれぞれの解釈を話し合う。これはみんなで観たら盛り上がりそう。ホラーや謎解きが好きなシトは魂をゆさぶられますね。

この話の存在を教えてくれためぐたんに感謝です。

カエルなりに3本の解釈をしてみたにゅ。ネタバレが困るシトは、ここでバイバイでちゅ。


放送禁止(1)
始めて観たのがこれで、今となっては後に続く2や3よりも謎解きが難しい話でした。UFO、時計、血痕、ワゴン車、Zの文字、財前探しと、すでにいろんなシトに議論されたあとだけど、いまだに謎が残ってる話です。そんなわけで、財前が最も怪しい人物とされていますが、実は始めにビルに入ろうと言った男子二人もグルだったのではないかと思いました。疾走した女子の部屋に残されていた赤のゼット文字は、何者かによって書き足されていたような後があるようにもみえるし、廃墟となったビルの壁に残されたゼットの文字も、縦線がついてて、Rに見えなくもないので、かならずしもゼットというコトではないのではと思いました。にしても目的がわからない。。。
放送禁止(2)ある呪われた大家族
(1)の後だけに最後がわかりやすかった。途中でもしや、と思ってた虐待と、後からわかる隠し味の秘密が、何とも巧妙にしくまれていて、感心しました。子供たちの絵がヒントになるのですが、あの心霊写真は本物だそうで、あとから怖かった。人がキレるのに慣れてないシトには刺激的かも知れません。父親の行為がとても生々しかったです。
放送禁止(3)ストーカー地獄篇
トーカーなんて普通に怖いのにと思っていた地獄篇。でもカエル、怖いというよりも、ものすごいからくりに感動しちゃった。これはお見事! と言ってしまいたくなる結末でした。3話の中で一番感動しました。と、怖いのに感動したなんて、まるで「ひぐらしのなく頃に」祭り囃子編を読了したシトと同じようなこと言ってますね。カエルはアニメしか見てないから、最後までは知らないんだー。

裏に隠された事実を知った時の、あのぞっとする快感にも近い感覚。あからさまにまるっとお見通しさせないで、視聴者に事実を見せたまま、投げっぱなしで終わる結末。視点を変えればまるで違う物語に、まさに「事実を積み重ねることが必ずしも真実に結びつくとは限らない」。YouTubeなどにもアップされているみたいですが、より鮮明な映像の方がいろいろと悔しくなさそう。