カエルニッキ

ド・ザイナー。

包み込んで守るのが姉、妹は支え。

「ロサ・カニーナ」4巻目にあたる『マリア様がみてる―ロサ・カニーナ』を読み終えました。ふんぎー! 志摩子さんのお話ですよ。今までちょっとずつしか出てこないのに、この存在感はナニ! と思っていたのですが、祐巳が思うのと同様、計り知れない人間性と、ロサ・ギガンティアとの姉妹関係は、まだまだ未踏の地でした。

にしても、選挙前の祥子様が祐巳の手を握っていたとき、少し震えていたというのが、もう〜〜〜なんともなんとも! むぎゅーーー。←バカ

二本目の「長き夜の」は番外編的なお話なんですが、カエルも、柏木さんのことはあまり好きになれない気分。読んでいるうちに百合っぽくなって来たか? 祥子様の一言一言に一喜一憂する祐巳の気持ちがわかりすぎるくらいわかる。そうだよねー好きなシトの名前を見かけただけで、ドキドキしたり、ちょっとかけてもらった言葉さえも、心の中でリピートするよねー。この恋、温かく見守っていたいです。

ところで、最後のあとがきにようやく書かれていました。ルビではわかりにくくて読みまちがいていた、薔薇さま方の呼び方。既にマリみてを知ってるシトに、いろいろと聞いて、あと、先日テレビアニメのDVDの3話まで見たので、だいたいわかったんだけど、ほんと、最初は文字だけではちっこいふりがなはわかんなかった。声優のシトもはじめはアレだったのかしら…。(DVDの特典では面白いネタがありまひた)

特にロサ・フェティダ・アン・ブゥトンプティ・スール黄薔薇さまのつぼみの妹)って、なかなか言い慣れません。ロサ・ギガンティア白薔薇さま)や、ロサ・キネンシス紅薔薇さま)はまあまあ言えるのに(ぇ-)、ロサ・フェティダ黄薔薇さま)だけは、ちょっちむつかしい。こりは、おフランスの言葉なんだそうで、
   黄薔薇さま  の  つぼみ   の   妹
ロサ・フェティダ)(アン・ブゥトン)(プティ・スール
ちぅ感じのようです。ロサ・フェティダさま、というのではなく、“さま”は既に含まれた言葉なんだそうです。さすがおフランス語はお上品ざます。

会社にフランス語専攻していた女子社員2人いるので、この言葉を話したら「なにそれ」って言われました。ありーー?