カエルニッキ

ド・ザイナー。

マリみて読み返し

蔦子さんが、はじめの頃祐巳に言った「本人は気づかなくても、気の合う人間て知らずに歩み寄って行くものなのではないかしら」という言葉で、なるほどーと思った。

祥子様は、祐巳のタイを直してあげたことすら覚えてなかったのに、薔薇の館でぶつかった瞬間に、妹にすることを決めるぐらいだから、そして、結果的にそれは叶ったのだから、やっぱりなるべくしてなったんだなー。あの出会いは会うべくしてあったんだーとか、確信じみて考えていたら、ひと駅乗り過ごしちゃった。