このタイトルで、妖怪アンテナがぴぴっと立たなかったシトは、読んでもわけわからんと思いまつので、読み飛ばしていただいたほうがおよろしいと思いまつ。
大極宮の京極夏彦ペエジにも載っていましたが、DTPWORLD4月号に、京極夏彦がアドビのインデザインを使ってるよっていうインタビューペエジがありました。
京極夏彦読みまつか? ちょー分厚い本の妖怪のお話を描いてるシトでつね。アドビのインデザインって言うのは、印刷業界では新星と言われた組み版ソフトでつね。組み版というのは雑誌とかの紙面を写真とか文章を流してペエジを作って行くことでつよ。そのことをDTPって言ってまつ。
実際のところ、DTPの現場では古株のクオークっちゅーソフトがまだまだ主流で使われていたりして、地道にインデザインは広がりつつも、まだまだその割合は少なくて、発売された当時の期待通りにすかっと乗り換えられるような、そんな簡単なものではありませんでしたに。
そんなもんだから、プロの現場でもインデザイン使えてるシトはクオークに比べてはるかにまだ少ないという現状で、前置きが長かったけれども、しょーせつかの京極夏彦がインデザインを使い、自分で紙面をこさえて、製版入稿しているというたまげた話にびっくりしたんでつ。
京極夏彦の本はご存知の方も多いと思いまつが、漢字がツゴイ難しいのがたくさん使われているんでつ。その難しい漢字は普通に打って出てこないものとかもたくさんあって、それは作字といって、いままではわざわざ漢字を作っていたのでつね。簡単に言うとインデザインというソフトは、そんな難しい漢字も出せちゃうソフトなのでつが、そんな利点もあってか、使いはじめたらしいでつ。
お話の中で、本になるまでにはたくさんのシトの手がかかってできあがるんだと言いました。いろいろな立場を理解しつつ、なおかつ自分のワクにとらわれないツゴイ発想は刺激を受けまつ。こうゆうシトからは、ほんとうにパワーをもらいまつね。
先日、飲み屋で討論しましたが、やっぱりみんな良いモノを作りたいっていうキモチがあるから、あんなにも熱くなるんだなって思いまつ。でも、自分だけがやってるんじゃない。ひとつのモノができるまで、あくまでも自分はその歯車のひとつで、でも重要な役目をもっていて、謙虚に誇りを持って私はちょうどよいのだと思う。
まー、凡人の考えることでつけどね。
【他にもあるよ、最近パワーをもらっているほーむぺいじ】
●こいちゃのニッキ 「今年の」2003 03/16
ヨシナリくん(12歳)の「ホワイトデーシーズン」はヨカッタな。
●ゆかりんのだめちゅんにっき 激萌え光学12倍ズーム、下地島で活躍する
カエルを興奮させるには十分すぎるほどのカメラれびゅうでつ。
●映像技術部
しすぷりとか、アニメのことがわからなくても、演出がオモチロイのでつ。
●モシュモシュ
楽しいことを発見する達人でつ。
●たらちゃんのいろいろにっき 2003年03月19日(水)
「何を使うのではなく、何がしたいのかです」とてもわかりやすいでつ。
●ことばの無駄遣い(前のニッキにも書きましたが、追加)
回転しながら行くよ
来る来る
・・・ぷ。