カエルニッキ

ド・ザイナー。

クイックタイム奮闘記 20:00

「ゆがんだ時」
*このなめらかさ、たまりません。

金曜日に2人分の送別会がありました。先週一週間かけて2人に全社員からのメッセージを託したものを制作しました。ひとりにはクイックタイムで再生できるムービーをCDに焼いたものを、もうひとりには、全くの手作りで社員の顔写真のコラージュに寄せ書きしてそのあとパウチで製本して、それぞれにあげようと有志が集まって相談したのでつ。

さて、ムービーはオモチロイと思っていたけど、いざやり始めるといろいろなことがわかりました。というか、言い出しっぺでしたが、実は始めての試みだったのでつ(^^;

まず、持ってるデジカメ2台でほとんど全社員分のメッセージを撮りまわり、無口なシトにはせりふを用意したり(^^; とにかく楽しい雰囲気を作って(作ったつもり)撮らせてもらいました。全社員といっても本社の80人ぐらいでつが、結構な数だったんでつ(^^;

ところが問題がひとつふたつ出てきました。持ってるデジカメで撮ったムービーはいいんだけど、クイックタイムのプロキーがないとどうにもこうにもできないこと。さらにつなげるだけならクイックタイム+プロキーの機能で十分だったけど、タイトルを入れたりとかちょこっと懲りたいと思ったら、アイムービーで作業することになるということ。(iMacについてきたやつね)それにはムービー自体をDVフォーマットに変換しなければならなくて、そうすると5分が1ギガほどにふくれあがるという、とても壮大な大容量プロジェクトになってしまったのでつ。

で、効率がいいので、自分が家に持って帰って編集作業していたんだけど、何度かつなぎなおして繰り返し見ているうちに、動画はテンポが重要なんだな〜と思い始めて、どこで切るか結構迷ったりしたのも多かったでつ。重要人物が話をしていても、全体のバランスから見ればやっぱりカットせざるを得ないところが出てきたりして、映画監督はきっとこうゆう時もいい作品にするために妥協しないんだろうなー、と思いながらカットしてました。やっぱり何度見ても飽きないようにというのがあったので。

そうそう、つなぎ終わった18分ぐらいのムービーをクイックタイムムービーに書きだすことといったら、3時間ぐらいかかってしまった。こうゆうのは寝る前にするものなんですね(^^; なので、編集し終わったあとに、ムービーに書きだしたまま床につき、出勤するときにムービーデータを会社に持っていき有志たちと検証するという作業でした。

最終的には写真を取り込んだ静止画とか、エンドロールのような文字が流れる効果やMP3の曲を同時に流したりして、初めてにしていろいろ機能を使えた快心の作になりました。毎晩編集作業に夢中になって気がついたら朝近くになってたりして、仕事中眠かったんだけど、あ〜〜すんごい楽しかった。さらには本人にも喜んでもらえるといいな。