新選組副長・土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎原作、『燃えよ剣』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
ただいまNHKで放送中の大河ドラマ『青天を衝け』を観ているうちに、これまでうっすらとしかわかってなかった、幕末から明治時代のできごとに、ちょっとずつ興味が出てきて、大河ではちょっとしか触れられなかった、土方さんの映画を観に行こうと思ったのでした。
『燃えよ剣』観てきた。鬼! とにかく斬りまくり! 観てる方も痛くなる……!
アクションに定評のある役者として、私でも知ってる岡田准一君。体幹すごい! 眼力も。最後まで士道の塊のような人を全身で演ってた。土方さんにはまった役者さんでした。
新撰組の良くわからなかった内部でも分裂があった部分が、だいぶ理解できたほうだと思います。そもそも、「関ヶ原で運命変わった」の下り、なるほどそうか!と思うところあり。歴史はおもしろい。
オープニングとエンディングに映る雪の石段が、時代劇っぽい哀愁が漂ってて、映画の重みが増してました。こういうのが好き!
監督は原田眞人監督。何かこの人の映画を見ているかなとググってみたら、『クライマーズ・ハイ』(2008年)を観てました。あれ大好き。横山秀夫好きで映画も見たけど御巣鷹山に詰めてた記者の姿が、壮絶だったのが印象に残ってます。
21.12.04