カエルニッキ

ド・ザイナー。

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』#12「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」

//www.tbs.co.jp/anime/oregairu/" title="やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 公式ホームページ|TBSテレビ">『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 』#12「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」:文化祭準備あたりから、おもしろくなってきてたんだけど、ここにきてスパーク。ピンチを回避した文化祭のライブ風景が『涼宮ハルヒの憂鬱』や、『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』並に細かいアニメーションだったら、さらに心に残ったかも。

文化祭の準備から、本番のピンチまで、これまでつちかってきた人間関係がちょっとずつ回り始めるワクワク感がよかった。そして後半はちょっと重かった。


裏でひとり、実行委員長としての責務を全うさせるべく相模を探しに行くヒッキー。なぐさめてもらいたい相模がほしがっている言葉をかけられないヒッキー。



そこに、SNSとかリア充パワーで居場所を突き止めたイケメン葉山登場。爽やかに相模さんの欲しかったなぐさめの言葉をかける葉山。



相模が機嫌直して、さあ戻ろうというとき、ヒッキーはあくまでも卑屈に最低に陰湿に、言わなくてもいいようなことだけど、まあ図星なことを本人に直接浴びせてしまう。結果、相乗効果になって同情票が相模に集まるわけだけど。

ここが、つらい。ちょっと心に残ってしまった。反面このアニメもっと深くておもしろいんじゃね?って思い始めてきた。

ヒッキーは、そこまでする必要あったのかなあ。必要だったとも思えるし、必要なかったとも思える。内容が図星で事実だったけれど、わざわざ相模を傷つける必要があったのか、傷つけてスッキリするためが目的じゃない、こうゆう形でしかできないやりかたなんだろうと思うけれど。


イケメン葉山はすべてを把握していて、それでいてあの言葉だった。わかってくれてるイケメン葉山。だけど、葉山からするとヒッキーはやりすぎたのだ。
原作はもっと詳しく踏み込んでいるらしいので、アニメ解釈ではここまでかなあ。


「誰かを助けることは、君自身が傷ついていい理由にはならないよ」「たとえ、君が痛みに慣れているとしてもだ」
先生の言葉に救われた。


そして戸塚は天使すなあ。