カエルニッキ

ド・ザイナー。

『映画 ひみつのアッコちゃん』


(C) 赤塚不二夫 / 2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
赤塚不二夫の名作マンガ「ひみつのアッコちゃん」誕生50周年を迎えて実写映画化された、『映画 ひみつのアッコちゃん』を観てきました。大画面で見る映画としての作りかという点では(?)が来ますが、物語はとてもファンタジックで、ユーモラスで、胸キュンで、たくさん笑いました! おもしろかったー! 自分もアニメを見て、コンパクトを買ってもらい変身した口です。


テクマクマヤコンで、22歳になったアッコちゃんが、オトナ社会でいろいろやっちまうのですが、綾瀬はるかの胸の大きさと、衣装の可愛さと、見た目は大人、中身は子どもの良いギャップがうまくあってて、とても愛されるキャラクターになっていると思いました。

変身するのは女の子だけじゃなく、大杉漣演じる威厳ある元取締役、谷原章介演じる攻撃的な専務にも変身して、問題解決にいどむのだから大変! アッコの変身した変態チックになったおじさん俳優たちの演技はほんとにお見事で、劇場では終始笑いが耐えませんでした。


それと、アッコの明るくて純粋でまっすぐな行動にどんどん引きこまれていく、社内のルーキー岡田将生がかっこいい! 『宇宙兄弟』のヒビト役で最近見たのですが、断然こっちのほうがカッコイイ! 誰もがただの学生のバイトという扱いで意見を聞かない中、ちゃんと耳を傾けてくれる、これが王子様といふものか。ちょっと乙女モードにスイッチが入りそうでした。監督はよくわかってらっしゃる。

それにしてもアッコちゃん、下敷き挟んだラブシーンが最高。こうゆう場面、大人ではすんなり行くところだけど、子どもの照れって重要な要素なの。個人的にあの場面はすごく好き。というわけで、この映画やっぱりオススメしたいのは乙女かな。


TokyoMXテレビで「ひみつのアッコちゃん」アニメ放映とか、ユニクロ UTコラボ魔女っ子コレクションとか、東映アニメ魔女っ子シリーズ見る機会がにわかに増えています。