カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ニュー・シネマ パラダイス』/『アーティスト』2本立て


早稲田松竹で公開が始まった『ニュー・シネマ パラダイス』『アーティスト』2本立てを観てきました。1日の映画の日早稲田松竹は2本立てて映画の日800円)で、土曜日で、未だ人気が衰えない感動映画の金字塔『ニュー・シネマ パラダイス』公開初日とあって、整理券を配るほどの大人気ぶりでした。

//n-c-p.asmik-ace.co.jp/" title="ニュー・シネマ パラダイス">『ニュー・シネマ パラダイス』:過去に2回ぐらい流し見でちゃんと見てなかったので、今回しっかり見られてしっかり感動できて良かった! シチリアの小さな町で、唯一の娯楽施設の映画館は大人気。そこで働く映写技師アルフレードが、人気映画で中に入れず、3時間も劇場外で待っている人たちに、「あぶだかだぶらー」といって、外の建物に映像を映しだしたところが大好き。とんだマジシャンです。


後半、トトの30年ぶりの帰郷で、葬儀に参列した共に劇場で歩んできたおなじみの面々と見守った、ニューシネマパラダイスの建物取壊しのシーンは感慨深い。感慨深くなるように、創られてる。それからなんといっても最後に見るアルフレードの残した“形見”が濃厚でびっくり。特に説明もなかったけれど、二人の絆とアルフレードの愛情の深さに感動です。映画好きが大絶賛する要素が詰まった一本でした。

//artist.gaga.ne.jp/" title="映画『アーティスト』公式サイト || 大ヒット上映中!!">『アーティスト』:開けてみたら、白黒無声映画でした。とはいえ、製作され公開されたのは2011年と現代。絶妙な場面でリアルタイムに音が鳴ったり、映画の中の映画の動きと同調したりと、おもしろい実験的要素もある映画でしたが、ストーリーは大スターが落ちぶれて、そこから再起を図るという話で、とても愛情の深い良い話でした。


フランス映画ならではのパリジェンヌたちのセンスのいい可愛らしさとか、白黒でも輝いてみえて美しかったです。