カエルニッキ

ド・ザイナー。

ミラノ観光

ごきげんよう、お姉さま。いよいよ本格的にイタリア観光です。

まずはサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)の食堂に描かれたという、レオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』(Leonardo da Vinci -Ultima Cena(Cenacolo)-)を観てきました。貼り付けになる前の日に、イエスが「汝らのひとり、我を売らん」と言った瞬間、動揺する十二使徒たちの光景を描いた物だそうです。イエスの左2人目ののけ反っているのが、ユダ。あまりにもびっくりして、のけぞり、テーブルの塩を倒し、手には裏切りの証拠をつかんでいるとか。

こんなに動きのある最後の晩餐はダ・ビンチのだけ。とてもデリケートにしないといけない保存状態で、見学にも25名までひと括りで時間は15分。しっかり目に焼き付けてきました。

その後はスフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)へ向かい、10分ほど専用車を降りて写真撮影タイム。腕にヒモを結んでお金を取る、変な黒人がうろうろしていました。

元々は14世紀にミラノを支配していたヴィスコンティ家の建てた居城だったのを、ミラノの支配者はスフォルツァ家に移り、1450年にミラノ公フランチェスコスフォルツァが城を改築したのに始まると言われるお城だそうです。ここにつくまで渋滞に巻き込まれたり、ミラノは車は多いし、道は石畳のまま残してそこをバスが走ったりと、日本と違ったおおらかな民族性がおもしろいです。

そしてミラノの目玉観光となったミラノのドゥオーモ(Duomo di Milano)に入ってきました。イタリア最大のゴシック建築。1386年に着工、以来500年の歳月をかけて完成。全長158m、翼廊の幅93m、全高108.5メートル。

上から見たら十字架型をしている建物で、交差している中央に、イエスの貼り付けた姿のオブジェが天井にぶら下がっていました。何本もの柱が立ち、天に届くようにととんがった天井は高く、そしてステンドグラスから差し込む光が、とてもきれいでした。

ドゥオーモに行く途中とおるアーケードヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア(Galleria Vittorio Emanuele II)も通ってきましたが、ここも十時の形をしていて、マクドナルドも景観に合わせたような色合いの店構えでした。

その後ヴェネツィアに移動で、一拍。ホテルはパパドーポリ ベネチアHOTEL PAPADOPOLI VENEZIA)というところ。アンティーク家具のおいているステキなお部屋で、ネットへは24時間20ユーロ(現在で2700円ぐらい)でつなげられました。わーい! でも8時間ぐらいズレていて、日本では朝の5時頃。。。

今宵は満月がキレイです。