カエルニッキ

ド・ザイナー。

『靖国 YASUKUNI』

『靖国 YASUKUNI』を観てきました。「靖国刀」の刀匠・刈谷直治さん(90)のインタビューをまじえながら、靖国神社に参拝する人々の模様を映し出して行く映像は、テレビでは見ることの出来ないものでした。監督は中国人で19年東京に住んでると言います。

まず、今まで住んでて自分は何を見ていたのだろうと思いました。映画はドキュメンタリーで粗削りなカメラワークに、靖国神社に訪れる様々な人たちを映して行きます。その様子は日本人から見たら、良いところも悪いところもあるのだけれど、どちらも感情的になっては話が進まないのではと単純に思いました。

そして刈谷直治さんの「一切同意できません」のコメントと上映問題。今ごろちょこちょこネットを巡回してみてみましたが、だんだん世の中に流れているマスコミの報道が、どこまで本当で、過剰な表現なのか判断付かず、あげく全てが過剰に思えてきました。自分には問題が大きすぎました。でも知らずにいるよりは、観て良かったと思います。