カエルニッキ

ド・ザイナー。

伊福部昭音楽祭


今年で2回目を迎えた伊福部昭音楽祭に行ってきました。今回は午前中から『大坂城物語』上映、シンポジウム、サロンコンサート、メインコンサートと、盛りだくさん! カエルはメインコンサートだけ行ってきました。いい趣旨のコンサートでした。以下、ざっくりと感想。

【第1部】

#FFFF33;">[1]「ピアノ組曲」(1933)
ピアノ:木村かをり:耳になじんだCDとは違った演奏方法で、独創的で新鮮でした。第四楽章の「佞武多(ねぶた)」が一番よく聴こえました。
#FFFF33;">[2]二十五絃箏甲乙奏合「ヨカナーンの首級を得て、乱れるサロメ」−バレエ・サロメに依るー(2004)
二十五絃箏:野坂操壽/低音二十五絃箏:小宮瑞代:初期の曲が続きます。二十五絃が二つ並んで、壮観でした。限られた選曲で、いつもいい曲を選ぶなあと思います。
#FFFF33;">[3]「ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲(第一楽章)」《音楽祭特別版》(1971/2008)
ヴァイオリン:萩原淑子/ピアノ:木村かをり/編曲&打楽器:藤田崇文:音楽祭特別版ということでしたが、ヴァイオリンいい音でしたー。CDでしか聴いたことなかった曲ですが、弓を引くところの上下運動が、この部分でこうゆう音を出していたのかーと、目で見て感激。


【第2部】

#FFFF33;">[1]室内オーケストラのための「土俗的三連画」(1937):室内編成で、こぢんまりしていましたが、一つ一つの楽器の音がよく聞こえました。
#FFFF33;">[2][Hommage to Akira Ifukube](松村禎三):モチーフを使った曲だとか。よくわかりませんでした。

     
《《 伊福部昭映画音楽より 》》
ソプラノ:藍川由美/指揮&オーケストラアレンジ:藤田崇文 (聖なる泉、コタンの口笛)

#FFFF33;">[3] 交響詩「聖なる泉」(オーケストラ版/“ゴジラvsモスラ”より):劇中で小美人たちがモスラのために歌った曲、コーラスっぽい声でしか聞いたことがありませんでしたが、ソプラノ歌手が歌うと迫力ありました! こんなにも訴えてくるのかと、改めて感動。
#FFFF33;">[4] 管弦楽の為の「コタンの口笛」(オーケストラ版/“アイヌ叙事詩に依る対話体牧歌”より):藍川由美というと、この曲。オーケストラに張り合える声量はすごいです。口笛の人が結構熟練してそうな方で、この人以外いないんだと思わせる技術でした。
#FFFF33;">[5]「ゴジラ」より《オリジナル版》:初代「ゴジラ」映画と同じ編成だそうです。どこからか近づいてくる足音から始まって、響き渡る咆哮。指揮者の堀俊輔さんは、そんな演出にノリノリで、ユーモアたっぷりな人。映画と同じ編成と聞いて割とシンプルな音だろうと思っていましたが、なかなかどうして、聴いてるうちにどんどん重厚になっていく音の響きは、熱いものが込み上げてきました。「ゴジラ」の場面を思い出しながら聴きました。
#FFFF33;">[6]「大坂城物語」より:午前中に上映会があって、それを見た人にはとても良かったものではないでしょうか。過去に見た一回の記憶を必死にたどっていました。人の列が連なっていくシーンが思い出されました。どこだー?

アンコールに「土俗的三連画」一楽章、指揮者がいなくてびっくりした「怪獣大戦争マーチ」。どっちもかっこよかったです。

いろいろちょっとずつ聴けて、とてもいいコンサートでした。伊福部祭り、来年やるかどうかまだわからないとか、ぜひやって欲しいです!