カエルニッキ

ド・ザイナー。

『シルク』


19世紀のフランスから、蚕の卵を求めて日本にたどり着くフランス人の話『シルク』を観てきました。森に、雪山に、村に、ピアノだけが聴こえる、静かな映画でした。

全体的に神秘的な雰囲気を持たせる一貫性のある映画でしたが、終わってみれば、あれはなんだったのだろうと言うことがいくつかのこり、ぼんやりとした記憶になりそうです。このゆるさがもしや、シルクのようなイメエジで作ったと言うことなのかもしれません。

本当は、『人のセックスを笑うな』を観るつもりで渋谷の映画館に行ったのですが、午後には5回分の席が売り切れているという非常事態がありまして、(実は先週の水曜日もそうだった)代わりに『シルク』を選んでしまったのでした。(先週は『俺たちフィギュアスケーター』を代わりに観に行きました。)

人のセックスを笑うな』の劇場前には高校生ぐらいのカップルが多く並んでおりました。みな気になるお年ごろなのですね。ワタクシも気になる年ごろです。