カエルニッキ

ド・ザイナー。

『アイアンジャイアント』 21:13

ワーナー・マイカル・シネマズ板橋に行って『アイアンジャイアント』の吹き替え版を観てきました。
号泣してしまいました。はう〜(i_i) 特に変わったストーリー展開とか、特殊効果技術とか、そうゆうのでは全然なかったのだけれど、今どき珍しい普通すぎるお話に何でこんなにも胸を打たれてしまったんでしょ? 少年の純粋な心に機械の魂が共鳴するなんて、よくある話なのに、なぜか自分が、大事なモノを確認したような、そんな映画でした。みなさんもどうか自分の目で確かめてもらいたいでつ。プログラムは800円で、ちょっと高いなーと思いましたが、作りは絵本みたいにしっかりしていました。記念にスタンプなど押してきましたよ。
このプログラムは、たとえば日本だったら「ももたろう」とか「かぐや姫」みたいな、ちょっと極端だけど子供のころに一度は読む、そうゆう絵本になると思ったでつよ。実際このお話の原作は30年以上前からあったようでつね。時代背景も50年近く前ということで、派手に着飾った内容よりも、言いたいことをストレートに伝えるにはとてもぴったりな時代だったと思うでつ。そば職人がいろいろな薬味をのせて食べさせないような、そんな監督のこだわりでつね。

ところで最近オープンしたばかりのワーナー・マイカル・シネマズ板橋は、池袋駅から東武東上線各駅停車で東武練馬駅下車、駅前にニューオープンしたばっかりのサティというでっかいデパートの4階にありました。新しいからとてもお店の人も親切で、広くてキレイでとても解放感のあるデパートでした。映画館の中も面白空間が出来上がってて、入るだけでワクワクしてしまいます。入り口から入った途端に広がる、ワーナーキャラクターワールド。
上を見上げれば巨大スクリーンから、たくさんのモニター群。敷き詰めてあるじゅうたんには、いろいろな模様の光線が動き回ってて子供がころころ転がっていました。初めてなのでちょっと目に付いたことがひとつ。ポップコーンとか売ってたんでつが、その入れ物がバケツみたいにでっかくて、ワイルドなアメリカンな雰囲気を醸し出していました。食べなかったけど。