カエルニッキ

ド・ザイナー。

『キングスマン:ゴールデン・サークル』字幕版


『キングスマン:ゴールデン・サークル』字幕版を見てきました。続編はさらにパワーアップしてました! 感想にネタバレが含まれているので未見の方はご注意です。

前作2014年の『キングスマン』は、スーツがバシッと決まってて、昔ながらの小道具を使うベタなスパイ映画として、とても気に入った映画でしたが、その続編は、さらに盛大にパワーアップしていました。悪ノリが過ぎるグロシーンもシュールすぎて、笑えてしまうところも。

これネタバレじゃないの?と思いつつも、予告にある通り(ポスターにも出ている)前作で殺された師匠が復活! これはうれしい! 熱いです。なにしろ、『キングスマン』は簡単に重要人物が死んでしまう、潔過ぎるあっけなさがあります。ほんとに、今回のあの人は生かしておいて欲しかった……。

前作見ていないと、今回のゴールデンサークルは、師匠復活のシーンに誰これ? になっちゃいますからぜひ見ていおいたほうがいいと思います。復活シーンは一番盛り上がり箇所で、泣きます……。

ゴールデンサークルはロケーションが、イギリス、アメリカ、カンボジアととても豪華でした。アメリカといえばカウボーイ。カウボーイといえば投げ縄ですが、投げ縄使いのスパイが登場です。短絡的で好き!

あと野球道具の形になったスパイ小道具が楽しい。こういう悪ノリできる細かいところのこだわりが魅力のひとつ。

そして今回は後半には欠かせない、強烈なキャラクターが登場しました。エルトンジョン本人役で登場です。歌いまくっています。IT制御のロボットの犬とFRIENDです。どうしてこうなったと思うぐらい痛快に大活躍。

監督のマシュー・ヴォーンの作風は、アメリカハリウッド映画を見すぎてる自分にとって予想を裏切るところが全体的に好み。1作目の『キック・アス』が私の中で最高でしたが、『キングスマン』が出てからは上位に躍り出ました。3作目も予定されているとか? 期待です。


18.01.08