カエルニッキ

ド・ザイナー。

磯沼ミルクファーム(磯沼牧場)で乳しぼり初体験


25日(日)に、フジヲちゃんの発案で、八王子にある磯沼ミルクファーム(磯沼牧場)にて、牛の乳しぼりをしてきました。乳しぼり初めて!


磯沼牧場とは


体験できる磯沼牧場は都心にある貴重な牧場。京王線山田駅からちょっと歩いたところに、突然ある草原の別世界ぶりにちょっとびっくり。牧場ワールドにようこそ!っていう感じで看板が立っています。牛たちがストレスなくたくさんミルクを出せるように、日々工夫されている牧場です。広く理解を広めようという一環でいろいろ体験コーナーを開いているようでした。


そして、乳しぼり。搾乳牛は関係ない顔してご飯を食べてるけれど、磯沼さんがお腹をポンポンとしてから、乳をギューっとしぼってお手本を見せてくれました。


事前に左の親指を立てて下に向け、右手指で上から絞っていくようにという模擬練習はやったのですが、私は全然出なかった。。ハイジのようなイメエジでしたが、そうはうまくいきません。



ですが他の二人は出ていました。フジヲちゃんとえぎょちゃんです。同じ条件だったのに一人できずに悲しい。。


これに牛乳が入るのでせうか。


乳しぼり体験のあとは、牧場の敷地内を案内してもらいました。牛舎には巨大な扇風機がいくつか設置されていました。


なぜかみな同じ方向にいる牛


ブラシが気持ちいい牛


前髪がかわいい牛


葉っぱが3枚付いているフジなんとかの葉っぱ(葛の葉?)は、牛の大好物で、見学の人にあげてもらっているそうです。フェンスの間から葉っぱを挿し込んであげるのですが、差し込まれないと長い舌で奪っていきます。子供たちがきゃいきゃい言いながらあげていました。牛さんにあげるーと言って、みんなとっても優しい子供たちでした。

牛は頭をなでてあげると喜ぶんだそうです。人間が近づいても怯えないということは、普段から深い愛情で育てられているというのが伺えます。


9月14日に生まれた子牛。カカオ豆のカスのふかふかの寝床で休んでいます。生まれてすぐ親から離して、人間を親だと思わせるぐらい愛情持って育て信頼関係を築くんだそうです。


牧場で牛の寝床になるらしいコーヒーやカカオ豆のカスを各チョコレート工場から仕入れているらしく、ピエールマルコリーニのカスもこの中に入ってるんだそうで、いい香りでした。


海外からも干し草を輸入して、牛が飽きないように工夫されていました。微妙に草の香りも違ってました。あと、できた堆肥は契約した農家や菜園に送られるそうで、ムダのない潤滑が素晴らしいと思いました。

さらに牛の首に青いセンサーが付いていて、餌場に行くと個々の牛が、一日に食べるべき栄養素の餌を出すようなシステムが導入されていました。ハイテク!



こちらでは乳製品の工房もあり、バター作りや、特製牛乳、ヨーグルト、プリンなどの販売もあり、乳製品好きには楽園です。現在JR八王子駅ナカにも直営店があり、そちらでも販売しているとのこと。


休憩してアイスクリーム! プレミアムというのは、一頭の牛だけから作られた牛乳アイス、みるくの黄金比アイスは3種類の牛のブレンドだそう。どれもおいしかったです。


都心にあって、牛になるべく負担をかけない育て方を目指している磯沼さんの説明からは、牛に対して深い愛情を感じました。そして牛たちももともと警戒心はなかったですが、磯沼さんが大好きで、姿が見えるとそそっと寄ってくるのでかわいかったです。

それにしてもなにかのお世話をするというのは、ほんとうに大変。想像力をフルに働かせないとならないので、その対象を愛さないとできない行為だなと思いました。


そして我々は牧場を後にJR八王子駅セレオ 磯沼牧場直売店へ。カフェコーナーがあり、まずはソフトクリーム。みるくの黄金比ソフトかなり濃厚です! ホルスタインニュージャージー、ブラウンスイスからとれた乳ソフトです。これまでのどのソフトクリームよりも濃厚でおいしかったー! オススメです。


ヨーグルトも買ってきました。


磯沼ミルクファームのプレミアムヨーグルト かあさんの名前入り。クミンさん。一頭の牛だけからのミルクで作られたヨーグルトだそう。毎日の朝ごはんにこれ!

とても乳製品好きにはハッピーな工程でした。きっと行ってた子供たちもいい経験をしたのではないかなーと思います。フジヲに感謝です。