カエルニッキ

ド・ザイナー。

谷中 ギャラリー猫町


電柱の看板につられて、猫好きのななおさんについていったら、ギャラリー猫町にたどり着きました。谷根千は不思議な街です。


入口の階段で猫がお出迎え。普通の住宅地になじんでいる風景が、谷中ならではでしょうか。ほか一軒一軒がいとおしくなるぐらいかわいいお店が立ち並んで、歩いていて大変癒されました。

猫町は、猫に関した作品を展示しているスペースで、現在は3人の作家さんの展示が開催中でした。アクセサリー、絵画、立体と、猫町の古民家の建物の中に、個性ある作品の展示がみっしりしていました。

大江フミト個展「猫を着ける」
猫をモチーフに大変品のいいアクセサリーでした。一筆書きの猫のシルエットのペンダントや、肉球のアクセサリーかわいかったな。

細山田匡宏作品展「猫と深呼吸とサクランボ」
よくある猫の表情に、人間みたいな日常生活が合わさって、リアルファンタジーの妙がある世界観でした。

山下健一郎個展「猫それぞれの話」
とにかくたくさんの猫たち。温かい猫の絵がたくさん。飼い猫のトラジマの一日を描いた大きな絵が印象的でした。その中には、家族の姿もあり、猫と共に過ごす緩やかな時間が詰まっていました。

迷い込んだような形でたどり着いた一軒のギャラリーには、いろいろな形の猫への愛情がつまった作品が沢山ありました。

こちらの展示は9月4日まで


猫町でこうた、細山田匡宏ポストカードと、紙町銅版画工房一筆箋です。

16.08.30