『スター・トレックイントゥ・ダークネス』3D 字幕版 2回目

2回目のほうが内容がより良く伝わりました。1回目はただただ世紀の悪役の正体にびっくりしたものですが、2回目は、カークとスポックの心理描写がすごく分かったような気がします。そしてここ一番というときに出てくる旧作へのリメイクというか、オマージュが泣かせる。感情移入すればするほどこれは深く心理をたどれるようになっていて、もう一度見たらまた分かる部分が出てくると思います。

ジーンロッテンベリーの、宇宙大作戦の魂をひきつぎつつ、でも長年のシリーズものを一気に新しくして、2作目までも作り、さらに次にのシリーズもどんなふうに転んでもいいような終わり方に作ってしまった、J.J.エイブラムスはすごい監督だ。シリーズ物から抜け出せない特有のハリウッドの世界では、シリーズ物をさらにうまく展開できる貴重な存在かもしれません。てことは、次のスターウォーズも楽しみです！

【参考ニッキ】