カエルニッキ

ド・ザイナー。

ローマ観光

ごきげんよう、お姉さま。今ローマにきています。

ミラノヴェネツィアフィレンツェとイタリアの名所を回ってきましたが、永遠の都、ローマは格段に名所史跡が残っていて濃厚な街です。そこら中に紀元前の遺跡があり、2世紀に作られたぐらいの建物がいまだに使われていたりと、町全体が世界遺産というのも納得します。

フィレンツェからローマへの移動はES ユーロスターイタリアで。2等席でイスがしっかりしていて座り心地良かったです。モーターが先頭と最後尾の車両にあり、客車は走行中は静かなんだそう。ただ、ホームに入ってくるまで、何号車がどの位置にあるかわからないのがローマだそうです。

ローマについてすぐ、バチカン市国へ。そこではバチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)の中に入ってきました。壁には数々の美術品、柱、床、天井には美しい装飾、彫刻と、もうすごいとしか言いようがありません。高い天井の窓から差す光からは天使が舞い降りてきてもおかしくない、日本人の自分から観たら、現実味のないCGの世界のような空間でした。

そして、ローマのシンボル的存在コロッセオ(Colosseo)。

映画『グラディエーター』でダメ皇帝コモドゥスが剣闘士マキシマスを戦わせたところなんだなあと妄想。闘技場の各入口のところにローマ字で番号が振ってあり、その番号の席に行けるような、中は通路が作られていたそうです。半分ぐらい崩れている姿がまた、迫力あります。

実際の時代背景が詳しそうなサイト→GLADIATORの時代〜古代ローマ〜

そしてトレヴィの泉(Fontana di Trevi)へ。後ろ向きに泉に向かってコインを投げると願いがかなうというもの。1つは、再びローマを訪れるように。2つは、いとしい人と結ばれるように。3つ以上はたくさんの人と結ばれるように?

中央に水を司るネプトゥヌス(ポセイドーン)が立ち、左に豊饒の女神ケレス(デメテル)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)が配置されているとのこと。若い彫刻家の作品ですが、『ローマの休日』で、この辺は永遠の観光名所になっているようです。

その泉から少しあるいたところにあったスペイン広場。間近にあるスペイン大使館からこの名で呼ばれているようでした。祐巳がぽつんと座っていたのがこのあたり。階段の下にちょっとしたわき水のような噴水があるのですが、人でわかりませんね。

ローマの宿は、マッシモ・ダゼーリョ(MASSIMO D'AZEGLIO)。今までで一番格調高いホテルでした。インターネット接続は24時間で22ユーロ(だいたい3000円)。300kbpsぐらい。