ごきげんよう、お姉さま。今日はヴァチカン美術館を見てきました。
美術の本に載るような美術品が盛りだくさん! しかもそれは写真撮りホーダイ。鼻血出そう。。ざっと良かったものを載せてみます。
- 『ラオコーン群像』Gruppo del Laocoonte
- 蛇にからまれた時の筋肉の張り方がすごい。
- ラファエロの間『アテネの学堂』(Scuola di Atene)
- ラファエロが数年助手達と室内装飾を手がけた長広い間。37歳の若さで亡くなってしまったので、その後他の絵はお弟子さん達が仕上げたとか。この絵は有名人が描かれていて面白いです。
中央天を刺しているのが哲学者プラトン(モデル:レオナルド・ダ・ヴィンチ)、右側で手のひらを下に向けているのが哲学者アリストテレス。左手前に大きな書物にぎっしり書いているのが数学者ピタゴラス。その手前で机にひじを突いているのが、哲学者ヘラクレイトス。右側手前で黒板みたいなのにコンパスを使っているのが数学者ユークリット。中央階段のところでだらけてる感じのが、アレクサンダー大王の戴冠式を無視した哲学者ディオゲネス。
- システィーナ礼拝堂『最後の審判』(Last Judgement)
- ミケランジェロ作。ここだけ、神聖な場所なので私語禁止、撮影禁止で静かに見ました。現代でもローマ法王が選ばれる秘密選挙が行われる重要な場所だそうです。
写真は外にあったパネル。中央上部にいるキリストが天国か地獄か審判を下す場面。左下のお墓から天に昇る人、右下の地獄に堕ちる人が描かれています。ミケランジェロらしくキリストも筋肉ムキムキです。
出口前のマイマイ階段。どこかの映画のワンシーンで見たような。。
帰りの飛行機もなんと窓側の席に! ミケちゃんみたいな筋肉ムキムキな雲。
ローマを発ったのが午後3時頃、成田に着いたのが翌日午前10時。夜の区間に入った時の夕暮れや、北斗七星を真横に眺めながらの夜間飛行は言葉に表せないぐらい幻想的でした。
盛りだくさんのイタリアの旅はこれでおちまい。濃厚な7日間でした。伝えたいことがたくさんありすぎて、まだ全然まとまりませんが、おいおい更新していけたらと思います。
今回のツアーは、イタリア北部のミラノから、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマを経て、最南端はナポリまで。ローマを発つ時、南の方の海が信じられないぐらいとてもきれいで、次に機会があったらイタリアの南の地域に行ってみたいです。