カエルニッキ

ド・ザイナー。

「ICC・オープン・スペース 2008」展


東京オペラシティ4Fで開催中の「ICC・オープン・スペース 2008」展に行ってきました。

科学でアートをする楽しい空間でした。例えば、立つ場所で人の影により、テーブルの上のオブジェが一定の動きをしたり、映画『トロン』のような電子の方眼映像の床を歩くと、重さに反応して波打ったり、つまみをいじると宇宙船司令室にいるような、星々の宇宙空間が三次元で回転したり、ノイズの出ている二つのスピーカーの真ん中に立つと、音が消えてしまうという無音区間の部屋があったり、わくわく体験満載でした。

なかでも面白かったのを4つほど。

セミトラ
フラッシュを使用しない撮影は許可されていて、シャッタースピード1秒で撮ると、一見つぶつぶの映像(写真左=ノーマル)が、文字となって写っている(写真右=シャッタースピード1秒)のがフシギー!(色は見やすく暗めにしました。本物はこちら→セミトラ
計算の庭
一枚の数字のカードを持って、最後に73の値が出るように、それぞれ設けられた数字の計算の門をくぐって行く遊び。カードにはICの何かが仕込まれていて、ゴールで自分の計算した答えと合っているか結果が分かります。
岩井敏雄TENORI-ON
プチプチに似たボタンを押すと、横軸テンポ、縦軸音階という感じで、リズムループを作ってくれる楽しいマシン。
ソーダ
ペンタブレットで描いたイラストを動画にできるソフト。一つ一つのパーツに、重さや、動き、音、など設定ができて、滑らかで面白い表現になります。自分が描いたのはうまく動かせずじまいでした。

ICC・オープン・スペース 2008」展
期間:2008年04月19日 〜 2009年03月08日
休館:月曜休館
時間:10:00から18:00まで
料金:無料
場所:東京オペラシティタワー4階ICCアクセス


あと、図書館やカフェーもあって、広い空間でまったりコーヒーを飲んできました。なかなかよかったです。