また大汗かいた夢の話ですから。
なにかのチャリティーコンサートの会場で、後輩に謝っている自分がいるのでつ。後輩はいやな顔せず言いわけを聞いてくれているのでつ。それでも罪が晴れないで、もやもやしている気分なのでつ。
そのとなりで女の子が出演用のワンピースを男の子に着せてもらっているのでつ。なぜかこの娘は男の子じゃないとうまく話せないというのが、わかるのでつ。
そしてコンサートもいよいよ終盤になったときに、突然レールから外れた電車の先頭車両だけが、会場に突っ込んできてしまったのでつ。次々に崩れてゆく建物、車も道を外して突っ込んでくる、逃げ惑うシトたち、まさに一瞬で地獄絵図(よくわかんないけど)と化したのでつ。
そこからとにかく逃げなければいけないと思って、突っ込んでくる車をよけながら、ひたすら走ってその場を去りまつ。
ようやくとなり町風なところまで来ると、それほど被害が及んでいなかったので、ずるいなと思いつつ、どこかに隠れることにします。その際、誰かが近づいたときに音がするように、その辺にあったかっぱえびせんを道にばらまきます。まるで『ノワール』のきりかのようでつ。
誰かに助けを求めなければ、と思い、その辺に散らばっている紙で、紙ヒコーキをつくって飛ばそうと思うのでつが、何せ灰の雨の後なので、紙が湿ってうまく折れないのでつ。しかも前に誰かそれをやっていて、うまく飛んでないということがなぜかわかるのでつ。
そんなときに、一人の老人が来て「そんなことをしていてもなにもはじまらない」と言うのでつ。見透かされたような言葉に、ちょびっと反抗的に言葉を返して、自分はその場を立ち去ります。
ふと気づくとバスが止まっているのでつが、後ろの車輪に犬がくっついていました。オレンジ色のマルチーズでした。仲良しなのかもう一匹ピンクのマルチーズがそばでうろうろしていました。どうやらオレンジの犬の首輪が車輪に引っ掛かっしまったようなのでつ。それでもバスは発進して更に加速をつけて行きました。犬はキャンキャン鳴きながら引きずられていきました。
おちまい。