カエルニッキ

ド・ザイナー。

11歳の夏休みの研究がすばらしかった


久しぶりに、とらちゃん(11)アズマ(9)と遊んできました。


とらちゃんの夏休みの研究を見せてもらったのだけど、すごい感動したのでニッキに書かせてもらいます。テーマは、あるスーパーのお野菜が安い秘密というもの。これは奥様もちょっと気になるテーマ。


冒頭から「ほんとうに安い?」という切り口で、他のスーパーと同じ野菜の値段と比べた、5種類の商品ランキング順位を点数制にして数字で結果を出しています。この見せ方! 説得力ある! これでつかみはバッチリです。

その後は、お店に取材した内容で、仕入れと人件費の相互関係から出す、利益分がどれぐらいかの計算式が、チャート図形式で分かりやすく書かれていて、びっくりします。そして、なるほど、と思うものです。

ここのスーパーの人は、朝4時頃に直接市場で仕入れに行くと値切れるので安く提供できるのだそう。ネットで注文もできるけれど、ネットからだと値切れないので値段もそれなりになるとか。ネットは便利だけれど、朝早く市場まで足を運んで勝ち取った金額がお店で安く提供できているというサイクルに、感動です。


最後の方に名言コーナーとあって、スーパーの人たちは朝早くからたくさん働いていて一生懸命だけども、一生懸命なぶん、がんばりが認められている。あなたのお父さんもがんばっているからお給料がもらえるし、勉強をがんばれば成績もよくなる。一生懸命はだれにでも同じなのです。という名言が。

そして、それまで利益や儲けのことに言及しつつも、最後はスーパーの人たちは、安くするための工夫を一生懸命やって、値段を安く出来て利益も出しているけれども、儲け以外にも人に喜んでもらえると自分がうれしくなりますよねと結んでいて、これがグッと来ました。なにこれ反則…!

この安さの仕組みの本、完璧な構成で、とらちゃんすごいと私は大絶賛。ひょっとして編集者向きじゃないのかな。今からこんな風に見せられる組み立て方ができるなんてすごいな。などと、親バカならぬ友達バカを発揮してしまいます。

一方アズマの方は、画力がますます上がっていて、トロンとした柔らかい雰囲気の少女のイラストを描いていました。あと、光のあたり具合と影のでき方をきちんと描き込んだ、立体的に見える鉛筆と消しゴムも、本物かと思ってつい二度見しちゃうほど。(いづれにしろ写真撮り忘れ〜)


ちなみにアズマの夏休みの研究は怖い話の小説でした。書き文字が小さくて読んでいませんが、挿絵も描いていて縦二段組で組まれていました。コミックはもとより、最近は小説も読むらしく、京極夏彦の「狂骨の夢」を音読してたとか末恐ろしい9歳です!




この日は公園行ったり


ふたりの作ったマリオメーカー見せてもらったり


スプラトゥーンしたり。画像はアズマのこの冬のお気に入りコーデだそう(クツ以外)。かなりおしゃれに敏感です。


スプラトゥーンのグミ作ったり。これが結構むずかしかった。


まおちんに久しぶり会うので、おいしそうなおやつを買っていきました。まおちん、呼ぶとちゃんと返事するんだよ。えらいねー! お利口だねー! きゃわいぃねー!


そして、初めてバリスタというものでカプチーノを入れてもらったのですが、iPadで操作するの! 昨今の奥様。Bluetoothでつながってるんですね。最近の家電のハイテクぶりにびっくりです。インスタントのことバカにしていたドリップ派でしたが、おいしくておかわり頂いちゃいました……。


いろいろたのしかったー! またあそぼーね!