カエルニッキ

ド・ザイナー。

進撃の巨人 Reading & Live Event「Attack 音 体感」


横浜アリーナで行われた、進撃の巨人 Reading & Live Event「Attack 音 体感」に行ってきました。来場者女子率9割ぐらい。

もうここは進撃の巨人の世界。ステージ奥全面に巨大な壁があり、上部から巨人の頭部が出現! そして立体起動をつけた兵士2人が登場。ワイヤーアクションが音楽の勢いと相まってすごくカッコイイ!

そう、生演奏がすごい迫力でした! 鳥肌たった! あとボーカルの人すごくいい声でCDより迫力あった。快感! これはすばらしく中毒になりそう。

そしてなんと2.3曲終わったところで、いきなりrevoさん登場で「紅蓮の弓矢」TVサイズを歌って去っていった。わー! フルコーラス歌ってもいいのよ!! 気づくと隣の女子が泣いてました。うちもびっくり。

朗読劇も良かったです。声優の力が最大限に発揮されると思っている朗読劇。ミカサの声がすごく通っていい声。ミカサの声の人は地声もミカサでした。天性のものだったんですね。

全体的に生演奏と朗読劇がほぼ、交互になる構成で、壁外調査の前日に、それぞれの思いを語るという内容でした。壇上だけでなく、アリーナ席後ろのほうからミカサが登場したり(すごい近かったので嬉しかった)、壁の上からエレンが登場したり、会場をうまく使った演出はおもしろかったです。

朗読劇と生演奏、これは素晴らしい組み合わせだったことに気づかされました!

ただひとりずつ登場しての台詞が長くて、ちょっと中だるみ的になり(寝てた人もいた)、もっと掛け合いを増やせばメリハリついてよかったのではないかなあと思ったり。そうは言ってもジャンと、エレンのそれぞれの一人ずつのセリフは長かったけれども、二人の言ってることがつながった瞬間、ちょっと感動したけれども。もうちょっと演出は考える余地はありそうだと思いました。

中だるみという点ではサシャとコニーの食堂での掛け合いはポジションというのもありますが、厳しい内容の中で、ホッとするものがあり貴重な場面でした。あとこれにへいちょーが出たら、かなり話が変わっただろうなーと思いながら見ていました。

最後の舞台挨拶では、画伯が芋をほおばっていて、笑ってしまった。さすがだ。声優イベントにつきものなゲームやトークショーとかも楽しいけれど、徹底して朗読劇だと、ほんと見ごたえがあったなあと、あとで気持ちに満足感が残るので、朗読劇もっと増やしていいと思う。

それとちょっと思ったけれど、進撃の巨人、ワイヤーアクションの舞台も出来るのではないだろうか。今回2人の役者さんだったけれど、もう何十人も立体起動付けて巨人目がけて飛んでいくやつ。そうなれば、すごくカッコイイステージが見られそう!

【出演】
梶裕貴(エレン・イェーガー)
石川由依(ミカサ・アッカーマン)
井上麻里奈(ナレーション/アルミン・アルレルト)
谷山紀章(ジャン・キルシュタイン)
小林ゆう(サシャ・ブラウス)
下野紘(コニー・スプリンガー)
音楽:澤野弘之