カエルニッキ

ド・ザイナー。

遠野に来ました


『河童のクゥと夏休み』を観てから、なんとなく田舎風景を求め、遠野にきてしまいました。

東京駅からはやてに乗って約2時間40分ほどで新花巻駅、新花巻から釜石線にゆられること55分で遠野に到着。東北は山の桜が満開で新芽がようやく芽吹く頃で、柔らかい色合いの山々を眺めてきました。

二両編成の釜石線は二時間に一本とかの本数で、緊張感漂うダイヤ。はやてで八戸に行くのよりも遠く感じました。まさに遠野。

遠野駅到着。河童のマスコットや、遠野物語の文字があちこちに点在する中、地味に『河童のクゥと夏休み』関連のものも時々見かけました。遠野駅の筆文字が好きです。

レンタサイクルして、まずは周辺の史跡巡り。五百羅漢へ。昔話に出てきそうな風景を見ながら山道をあるくこと30分、おごそかな雰囲気のある苔むした石群が見えてきました。

遠野における天明の大飢饉による餓死者を供養するために、天明3年(1765年)に大慈寺の義山が山中の自然石に500体の羅漢像を刻んだものと伝わる。 羅漢像は立体的な彫刻ではなく、絵画のような線彫りである。(ウィキペディア)より


よく見るとひとつひとつの石に刻まれています。すごい数です。

その後、愛宕神社、恋愛の神様のいる卯子酉様へ。赤い布が、心を騒ぎ立てます。実相寺昭雄市川崑の作品に出てきそうな雰囲気でした。

道の駅 遠野 風の丘へ行き、そばやほたてを堪能。お店のお姉さまがたがノリノリで、1個おまけしてくりた。これがうまいんだ!

曲がり家の千葉家に向かうところ、眺めのいい1本道や、斜面に作られたビニル畑が壮大でした。

200年も前に建てられた大きいお屋敷です。いまだ、中に人がお住まいだとか。

千葉家から遠野駅までの道のり。iPhoneあぷりのRunkeeper Proを使って記録しました。
RunKeeper Walking Activity
その他の遠野写真。お時間ある方はどーじょ。
kaeru_geko's fotolife - 2009tono

遠野は昔話に出てきそうな風景が、そのまま残っているところ。遠野の人たちは、どこに行っても温かい声をかけてくれる、都会ではありえないところ。