カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ワンダーラスト』


(C) 2007 Semtex Films
マドンナ初監督作品『ワンダーラスト』を観てきました。ロンドンに住む、それぞれの夢と現実のギャップに悩む三人の若者のお話。マドンナのことだからもっとインパクトのある毒々しい感じの表現があるかと思いきや、案外ガツガツした力んだ感じがなくて、むしろほっこりしてしまいました。

挿入歌のメロディが、所々好きな旋律なのと、どこから見ても絵になる俳優陣と、絵作りがカッコイイ。初監督とは思えないマドンナのセンスはすごい。

劇中で歌っていた主人公の1人、AK役のユージンハッツはGogol Bordello〈ゴーゴル・ボルデロウ〉のボーカリストウクライナ出身。バンドのメンバーも多国籍らしく、東ヨーロッパのほか、様々な民族音楽が詰まってそうなメロディは、聴いていてどんどん引き込まれてしまいます。サントラはなくて、劇場で挿入歌3曲が入ったアルバム『SUPER TARANTA!』(スーパータランタ)をこうてきました。
その中で、映画のテーマにもなってる「Wonderlust King」の曲はコレ。

Super Taranta!

Super Taranta!