カエルニッキ

ド・ザイナー。

『魔法にかけられて』

ネタバレあるかもしれません。

アニメーションから実写へ、2つの世界が出会う究極のファンタジー『魔法にかけられて』(日本語吹き替え版)を観てきました。おとぎの国から現代のニューヨークにやってきたプリンセス・ジゼル。突然歌い出す、その辺の動物がよってくる、何もかもに愛情を注ぐジゼルのピュアな行動に対して、全く逆の、超現実主義な弁護士ロバートとの掛け合いが面白い。

ジゼルのまっすぐな気持ちが、すさんだ人たちの心を和らげていくところや、公園をミュージカルで練り歩くシーンは見ていて本当に楽しくなりました。ただ楽しいだけじゃない、ジゼルが“怒る”ということを知ったり、自分大好きなエドワード王子と、自分大嫌いな家来ナサニエルのギャップがあったり、物語に深みが感じられる部分もありました。

アニメ、実写、3DCGと盛りだくさんの技術をふんだんに使って、あっという間の100分。行った日が映画館のレディースディで、母娘のグループがたくさん来ていて、みんな楽しそうに観てました。ジゼルがロバートの家のカーテンで作っちゃうドレスとか、花輪をハトに届けてもらうとか、女の子にとっては夢のようなアイテムがたくさん詰まっています。女の子はもとより、この映画、年齢関係なく割とどんな方にもオススメしちゃいます!