カエルニッキ

ド・ザイナー。

駅のホームで 07:27

茶髪のナイスガイだが、小汚いわけーもんが腕組みをしてじっとホームに立っていた。眼光鋭く何か一点を見つめていた。乗り降りするシトビトが行き交うホームの中、一人の客が雑誌をごみ箱に捨てた。とたんに動き出すナイスガイ。雑誌が欲しかったのか。それでずっと張ってたんだ。などと勝手に想像してすれ違う。そのとき彼は臭かった。