カエルニッキ

ド・ザイナー。

じゃじゃ馬慣らし 12:10

奥の細道のような道登山の練習に勧められていた高尾山に登ってきました。新しい登山靴の慣らしもかねて、ゆっくりちんたら登ってきました。登りは稲荷山コースといって、下の街の風景が見下ろせて、山桜がたくさん見られる道でした。山で見る桜の花はまた格別でつね。街では散ってしまっていた桜も、山の方ではまだまだたくさん咲いてました。

それにしても人の多いこと! 午後から登ったのでつが、なんともたくさんのシトがごっそり降りてきました。主に、年配のおじちゃんおばちゃんたちが、多かったのでつが、こんなにも休日山に来ているシトがいるなんて、びっくりでつ。しかも、ランニングで下りてくシトまでいた! 信じられない事実。実は世の中、登山をするシトってすごい数なんでしょうか。富士山デビューとか言ってるくせに、あまりにも何も知らなすぎ!


途中で見えた景色で、約2時間ぐらいかけて頂上とうたつしました。やはり良い展望でつ。(写真は途中の展望台の写真でつ)うっすらとでつが、新宿とか大都会のビル群が見えるような、広い都会平野が続いてました。ああ、自分もこの中の一部なんだなーちぃせぃやーとか思ったり。登山て、きっと登る時はすごくつらい思いをしているんだけれど、頂上でいろいろな形のご褒美を貰えるんじゃないかな。なんて、瞬間的にポエムが書けそうな心境になったり。

売店もいくつかあってもう閉まっていたけれど、まだ人もわらわらとお構いなしに賑わってました。みると、軽装で来ているカップルのシトたちもたくさんいました。山装備完ぺきのおばちゃんたちもいたけど、カエルは靴以外は普通の街を歩く服装だったけれど、シトそれぞれの登山スタイルがあるものなのだなーとか思っていたら、ああ、頂上へはケーブルカーでも登れるデートコースがあったのかとひとり納得。

しばし休憩をとり、いくつかある下山コースは6号路を選びました。あたりまえだけど、他人に干渉されることなく自分のぺえすで道が選択できるというのは、あらためて貴重な重要なことだなと思いました。知らないうちにいろいろなものに左右され、つられているような都会生活を、見返す良い機会でした。この道を選んだのは、自分の意志であり、責任がある。だから自然とある程度の覚悟が座っていく意識を感じました。

6号路はまたよかったでつ。沢沿いに道があって、川のせせらぎを聞きながら、ときどき滝を見ながら下りてきました。やっぱり水の音は癒されまつね。

エアコンのサイトを調べていた時に知ったのでつが、滝のそばにマイナスイオンが、森林にはプラスとマイナスイオンがあるそうな。いやいや、それだけでなく、鳥のさえずりがすごく高くって、通る声で、かわいくって、なんてなんて、山はいいところなんだろうかと、思いました。このすばらしさをうまく説明できないのが残念でつ。ううう。


橋詰屋のとろろそば話は前後しますが、登る前に高尾山の入り口にたくさん並んでいるそば屋さんで食事をとりました。入ったのは橋詰屋というそば屋さんでつが、名物っぽいとろろそばがすんごーいうまかったでつ! とろろそばの概念がひっくり返りました。これで700円ちょいでつよ。安くてんまーーい! すばらしい。そんなとろろパワーで、山に挑んだのでつ。

頂上よりも、それを目指す過程がオモチロかったー。

肝心の靴慣らしは、ずれることはなかったのでつが、ハイカットの部分にあたった足首が痛いでつ。ふ、太いせいかな…。