カエルニッキ

ド・ザイナー。

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』IMAX 3D 字幕版


『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』IMAX 3D 字幕版を観てきました。前日譚シリーズ三部作最終章、おもしろかった! 長かった戦いが、ようやく終わったという安堵感(?)も湧きました。以下未見の方はネタバレ注意です。

状況が変われば猿も変わる。ライジングまでは平和を願っていたシーザーですが、グレートウォーでは家族を人間の大佐に殺され復讐心にとらわれます。それがまた人間的でもともと頭脳も人間に近いのだけれど、大佐は血も涙もない人間で、対照的に描かれていました。軍隊の遠吠えが野性的でした。

大佐を追いかける旅の途中で、少女やチンパンジーとの出会いがあって、海岸線や雪山を歩く情景がとても美しく印象的。こういう旅情シーンがあると映画を思い出しやすくなる不思議。

収容所での拷問シーンは痛々しいけれど、仲間たちの信頼関係が再度築かれる過程は見ていてあったかくなります。脱獄作戦ではハラハラドキドキ! うまい具合にワクワクも盛り込まれていて最後の人間同士のドンパチがかなり壮大なスケールで大迫力。

さらにその後の雪崩。猿でよかった! ついそんな気持ちになってしまう最後でした。

そうしてオリジナルの『猿の惑星』へ続くのだなあ。ほとんど記憶が薄いので見なおそうと思います。うまく繋がっているらしいので期待です。


気付くとTOHOシネマイレージカードが猿の惑星ライジングでした。2014年のこの頃TOHOシネマズ日本橋が完成して、新しい映画館好きでよく行くようになってカード作ったんでした。11月にはTOHO上野オープンするので、そっちにも行きたいです。


17.10.16