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ロバート・ゼメキス監督最新作『フライト』を観てきました。墜落するまでのシーンが迫力あった！ ああゆう飛び方があるのかと初めて知りました。衝撃の墜落から、じわじわと事故検証の波がおそってくるのと、揺れ動く精神状態の描写がすさまじかった。ほとんど口にしていないけれど、嘘をついているときのモヤモヤとした背徳感がなまなましかった。嘘が嘘を呼ぶ現象。嘘はつきたくないですね。
ロバート・ゼメキス監督の、『コンタクト』でもそうであったように、精神的に追い詰められた時、人間の奥底にあるものを引き出す表現はすごいと思う。そして現実社会的には結果として駄目だったけれど、救いのある精神状態にあるのがすごく好きだ。モヤモヤが吹っ飛ぶいい映画です。
