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韓国の鬼才と言われるポン･ジュノ監督最新作『スノーピアサー』を観てきました。地球温暖化のために、人工的に氷河期にした地球の大地を、生き残った人たちが鉄道マニアが作った列車で一年かけて一周するという、雪景色が壮観な映像でした。
先頭車両から中に住む人間の階級が高く、後ろに行くに従って下がっていくのですが、これは後ろ底辺車両の人が様々な車両障害をクリアして先頭車両に向かって戦っていく話で、車両ごとの障害イベントがゲーム的でおもしろかったです。
人それぞれの背負った十字架も重くて、最後はどう判断するのか観客に委ねられた感じがします。とても哲学でした。
各車両のちょっとレトロな子供たちの教室や、装甲の防具完備の軍隊が登場したシーンはおもしろかった！ 未来的なのにレトロっていうこのノリが好きだなあ。
