Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の『ピカソ・クレー 20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代』展に行ってきました。
ピカソは少なかったけど、クレーの絵がたくさん。かわいくてついほころんでしまうような絵がたくさんありました。展示構成は4章に分かれていました。
第1章 表現主義的傾向の展開
第2章 キュビズム的傾向の展開
第3章 シュルレアリスム的傾向の展開
第4章 カンディンスキーとクレーの展開
1章で、マックス・ベックマンの「夜」には、時代背景も重なり残酷さにちょっと衝撃的でしたが、3章のシュルレアリスムでは、マグリット、マン・レイ、エルンスト、タンギー、ミロと好きな作家がちょっとずついろいろ目白押しで、始めて見る作品もあって感激でした。4章ではたっぷりクレーの絵が楽しめます。カンデンスキーの好きな絵がありましたが、それはドイツに残ってるみたいでした。(向こうで撮ったビデオに映ってた)
図録もこうてきました。緊迫感のある絵もありますが、クレーのかわいくてどこか楽しそうな「赤いチョッキ」という絵が気に入りました。
『ピカソ・クレー 20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代』展
期間:2009年1月2日 〜 3月22日
休館:無休?
時間:10:00から19:00まで(金・土は21:00まで)
料金:一般 1400円、大高生 1000円、中小生 700円
場所:Bunkamuraザ・ミュージアム
東京都渋谷区道玄坂2-24-1