カエルニッキ

ド・ザイナー。

「孤独のグルメ・シーズン2」「花のズボラ飯・ドラマ化」合同前夜祭


吉祥寺MANDA-LA2で行われた、「孤独のグルメ・シーズン2」「花のズボラ飯・ドラマ化」合同前夜祭に行ってきました。真夜中のグルメテロ番組、『孤独のグルメ』の第2期が、時間帯も放映時間もパワーアップして帰ってきました。ただおじさんが食べているだけの番組なのになぜこうもおもしろいのか、常々ナゾです。

そんな大人気ドラマの原作兼音楽担当の久住昌之率いるTHE SCREEN TONESのライブ。前回のライブをyoutubeで見たけれどこぢんまりとしたライブハウスでやってた印象でしたが、今回は多分前回よりも立ち見がたくさん出ていてすごく入っていたんではないかと想像。

まずは一曲目に、あの1期のテーマ「Jiro'sTitle」を演奏。静かに忍び寄るパーカッションのリズム、じわじわと次にキーボードの柔らかな音色がかぶさって、そしてサックスのガツンとくる力強いメロディー、サントラにはない生演奏と尺、最高です。

焼肉で人気だった「人間火力発電所」はやっぱり工場風景と相まって元気出てくるし、下町での「sho-wa」の昭和感すごいし、ゴローさんのテーマを更に艶かしく大人っぽくアレンジしたサックスのメロディーはとろけそうでした。メニューを見て考えるところに、パーカッションのポコポコする音は、ほんとぴったりですね。

第1部は1期の曲を中心に、『花のズボラ飯』のエンディング担当になってからの逸話を挟んで、コーラス参加のcossamiの美しい3人と新曲をご披露。それとここまで来るのに実はボツになってたらしい歌詞ありバージョンも聴けました。「花のズボラ飯」読んだことなかったけれど、楽しい歌詞です。「普段、おじさんばっかのバンドに、cossamiの3人が入るとデオドラント効果が……最低だなオレ!」久住さんの自虐ツッコミ笑った!

第2部では、『孤独のグルメ』2期の新曲テーマが聴けました。テンポの速い攻撃的な馬に乗ってるかのような、なんともウェスタンでかっこいいです。実際ライブでは尺の長いバージョンで聴けたのですが、本編ではどんなふうになってるかこれまた楽しみです。

花のズボラ飯』の劇中音楽担当の加藤千晶ガッタントントリオも数曲お披露目。加藤千晶さんて、「ピタゴラスイッチ」のあの声の人なんだって。わーかわいい。あんな感じののんびりのほほんとかわいい感じのテンポの曲でした。

メンバーのソロ、ユニット、一緒にやっていたバンドなど、たくさんの関わる人達の曲が聴けた3時間近くやってたライブ、最後にステージは大所帯で、楽しいセッションが続きました。即興で本人たちが楽しんでやってる感がすごく良かった。今回はじめて原作者ご本人を見たのですが、話しているときの、“何でも受け止めるよ”というまっすぐな姿勢でのおおらかさ、時々お茶目、プラスオーラバンバン出てるような人でした。

本編が30分から40分に伸びたこともあり、最後の久住さんのコーナーも若干増えたそうです。たのしみな2期は、テレビ東京10月10日(水)から。TBS『花のズボラ飯』は10月23日(火)から。関東圏では、毎週、火・水と深夜グルメテロに遭うことになるようです。

【出演者】
THE SCREEN TONES
久住昌之(vo.g.uklele)
フクムラサトシ(sax,recorder) 河野文彦(g) Shake(kb) 栗木健(ds) &ヨッシー(b)
ゲスト: cossami / 加藤千晶ガッタントントリオ (加藤千晶 / 鳥羽修 / sugarbeans)